15代坂倉新兵衛の萩焼抹茶茶碗の出品です。 萩特有の柔らかな釉調が美しく、味わい深い逸品です！ 坂倉新兵衛は江戸時代初期に毛利輝元の命により、李氏朝鮮の陶工である李兄弟の兄・李勺光が萩城下で御用窯を築いたのがはじまりです。 当代の15代坂倉新兵衛は東京芸術大学美術学部彫刻家を卒業後大学院へ進み陶芸を専攻しました。 その後アメリカに留学予定でしたが父・14代坂倉新兵衛が体調を崩した為に留学を断念、父に師事し、萩焼の伝統技術を学び26歳という若さで坂倉新兵衛を襲名しています。 15代坂倉新兵衛は造形感覚や技術力の高さが評価されており、茶陶作家としても、強い主張のある作風ではありませんが、土の柔らかさや、使うほどに味わいを持つ萩焼の良さを感じさせる作品は高く評価されています。 状態 新品未使用 共箱・無傷・共裂・栞付 口径14cm×高さ8.7cm 自宅保管品にご理解の程よろしくお願い致します。